東広島で世界のおやつが楽しめる?SAMOSAYAへ行ってみた。
「サモサをモサモサしたいです。」
鈴木の何気ない一言から、サモサ探しの旅が始まった。
サモーサー 又はサモサ(ウルドゥー語:سموسہ、ヒンディー語:समोसा、英語:samosa)は、インド料理の軽食のひとつ。ゆでてつぶしたジャガイモとグリーンピースなどの具をクミンやコリアンダーシード、ターメリックなど各種の香辛料で味付けし、小麦粉と食塩と水で作った薄い皮で三角形(三角錐が多い)に包み、食用油でさっくりと揚げたもの。(Wikipedia)
インド発祥の食べ物、、、インドに行かなければ食べれない。
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「よし、インドへ行こか。」
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インドを目指す。サモサのために。
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「すーさーん!!」
インドへ歩き始めて数分、友人の冨吉が現れる。
冨吉「どこ行くん?」
鈴木「れいしさんとインドに行ってくる。」
冨吉「インド!なんしに行くん?」
鈴木「いや、サモサを食べに。インドでしか食べれんからね〜。」
冨吉「え、」
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冨吉「あそこにあるやん。サモサ。」
鈴木「え、」
冨吉「ほら、あそこ『サモサ』って書いとる。」
鈴木「え、、、ええぇ!」
「サモサ屋、、、あるやん。」
メニューを見ると、インドのサモサはもちろん、インドネシアのピタゴレンや沖縄のサーターアンダギーもあるようだ。
黄色のちいさな小屋。サモサの看板が、映える。
バックパックを背に、のれんをくぐると、
「はーい!」と天使のような女性が現れた。
店主の安田みのりさんだ。
サモサとスパイシーチキン、ツナ&とうふを注文する。
その場で揚げるので待ち時間はかかる。だがその間はチャイを飲んで待てる。(なんとおかわり無料)
なんて最高な空間なんだ。まるでインドにいるよう、、、
スパイスがきいていて、身体があったまる〜
店の横にあるテーブルで待ちます。
壁が一面、お客さんの絵やメッセージで彩られている。
待ち時間に、僕らも書きます。
宣伝させていただきました。
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なんとお店に将棋盤が置いてありました!
待ち時間にと始めて数分(鈴木の優勢でした)、
「お待たせしました〜」
ありがたく、サモサを受け取ります。念願のサモサ。
三角の形をしたサモサが現れた。揚げたてほやほやだ。
「ようやくサモサをもさもさできる。」
これがインド。無心にもさもさと頬張る。日本にいながらインド気分に浸ります。
中は、こんな感じ。蒸した芋が詰まっている。
日本では、なかなかお目にかかれないサモサ。
どうして、ここでサモサをつくるようになったのだろう。店主のみのりさんに話を伺う。
「もともと沖縄の石垣島で暮らしていたの。旦那さんが旅好きで、ある日サモサを作ってと言われてね。」
初めは、旦那さんのために作ったサモサだった。その後、島を訪れる観光客に、屋台を出して売るようになった。
結婚を機に、実家の広島に戻り、2013年11月から今のお店である「サモサ屋」をスタートさせた。
「サモサ屋っていう名前なんだけれど、インドの料理屋ってわけじゃなくて、自分と縁のある土地のお菓子を出してる。ほら、サーターアンダギーとか、ピタゴレンとか。ここは、世界のお菓子屋さんっていう感じかな。」
店の壁には、お客さんの落書き。色とりどりのメッセージや絵でびっしり。
「落書きがすごいでしょ。夢は、店の建物がぜーんぶメッセージや絵で満たされることなの。」
文字通り、お客さんの愛に包まれているお店。
取材の途中、大学へ向かう学生や買いもの帰りのお母さんが、サモサ屋を訪れていた。壁には、小さいお子さんのかわいい絵も。
世代を問わず、地域に愛されるお店。来る度に、お店の壁は新しい絵はメッセージ。店へ行けば、みのりさんが優しい笑顔で迎えてくれる。
「サモサを食べたい。」
そんな気分になったら、サモサ屋へ行こうよ。
店舗名 | サモサ屋 |
開業年 | 2013年 |
定休日 | 第1・3・5土曜日(平日随時休業) |
営業時間 | 11:00〜19:00 |
価格帯 | 100~280円 |
電話番号 | |
住所 | 広島県東広島市西条下見6丁目1927-1![]() |
更新日 | 2016年3月29日 |
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