東広島のパワースポット、いいは堂 Almodeへ。


いいはどう

れいし「すーさん、死んだ魚のようやね」

 

いいはどう2

すーさん「れいしさん、実は僕。もう、かもかもするのをやめたいです」

 

reishi

 

 

笠井「え、、、。えらい、急な話やね。どうしたん?」

 

 

 

 

いいはどう

鈴木「最近、何もかもがめんどうで・・・。もう、呼吸するのもめんどくさいです」

 

reishi

 

「いや〜、それは重症やね。全身から、負の波動が出ているよ」

 

いいはどう

 

「この負の波動、どうにかならないですかね。いい波動が出ているところ、とかないですよね〜」

 

reishi

 

「・・・。いい波動ね〜」「いいは堂、行ってみる?」

 

いいはどう

 

「いいは堂、、、!?」

 

 

「いいは堂」へ。

 

yuta

こんにちは。五月病まっさかり。

副編集長の鈴木です。

 

本日は東広島市の北西にある、志和町へ行ってきます。

取材先は、謎に包まれた「いいは堂 Al monde」

果たして、どんなところなのでしょうか?

 

さあ、出発です。

 

いいはどう

 

志和の田舎道をどんどん進んで、いいは堂を目指します。

 

まっすぐな道。

 

空も青くて、気持ちいいです。

 

 

「いいは堂」には、看板がありません。うっかりすると、見過ごしてしまいます。

ひとまず、無事に到着。

 

ここが、「いいは堂」。一体、どんなところなのでしょう?

 

到着、そして椎茸を狩る。

 

いいはどう

いいは堂のご主人である「空心さん」が迎えてくれました。

 

いいはどう

到着すると、玄関先にある黒い袋が目につきました。

 

「何が入っているのだろうか?」

 

いいはどう

恐る恐る、袋をはずしてみると、、、





いいはどう

「椎茸」が出てきました。わお。


そして、椎茸狩りが始まります。

 

いいはどう

夢中で、椎茸をもぎ取る。


いいはどう
石の上で、天日干し。


一仕事が終わりました。

素敵な居間で、「いいは堂」の空心さんのお話を伺います。

 

いいはどう

 

 

reishi「いいは堂って、何ですか?」

 

いいは堂の原点は、月に一度の出張ブックカフェ。

 

元々いいは堂は、広島の五日市で月に一度の出張ブックカフェとして始まったそうです。

場所は、今のような古民家ではなく、住宅地にあるモデルルーム。

 

毎回、約300冊もの本を持ち込んでブックカフェを開いていました。

モデルルームに泊まり込み、月のうち2日間「人が集まる場所」をつくります。

 

そんな「出張Bookcafe いいは堂」には、回を重ねるごとに、「何か始めたい人」が集まりだしました。

空心さんは、そうした人たちに「いいは堂」をチャレンジの場として、使ってもらうことにしました。

料理をする人、絵を描く人、歌をうたう人。

たくさんの「発展途上」にある人たちが、「いいは堂」から、初めの一歩を踏み出して行きました。

いいはどう

 

Al monde?アルモンデ?あるもんで!

 

いいはどう

現在の名前は、「いいは堂 Al  monde」。

 

「Al monde」と聞くと、おしゃれ横文字かと思います。しかし!!

実は、日本語でした。

 

なんと、「Al monde」の語源は、「あるもんで」!

 

そこに込められているのは、
「ないものねだり」をして暮らすのではなく、
「あるもので」豊かに生活していこう、というメッセージです。

 

「自分が必要な物」は、誰かの倉庫に眠っているかもしれない。

「自分が使っていない物」は、誰かが求めているかもしれない。

 

いいはどう

 

皆がすでに持っている物を、うまく分かち合えば、幸せに生活していける。

そう語る空心さん。

 

いいはどう「必要なものは、自然と集まってくるんだよね」

机に、椅子、ギターに、材木。

珍しいものでは、電圧線の部品まで!(玄関のオブジェになっています。)

 

人だけじゃなくて、物も集まってくる「いいは堂」。

 

古民家をリノベーション。

現在の「いいは堂」誕生ストーリー。

いはどう

「いいは堂」になる前、ここは、外国人のシェアハウスだったそうです。

どんな風に、この家は、「いいは堂」へと変わったのでしょうか?

 

ある時、空心さんのブックカフェの常連さんが、偶然この古民家の近くを通りかかりました。

そこには、十人ほどの外国人が集まっています。彼らは、引っ越し作業をしているところでした。

 

その常連さん。そこが空き家になると知るや否や、「ここが、いいは堂になればいいなあ!」と思い、空心さんにすぐ連絡。

ちょうど、新しい拠点を探していた空心さんは、すぐに奥さんと入居を決めました。

 

初めのうちは、窓が割れ、荷物で溢れ返っており、とても心地よい環境とは言えませんでした。

そこから、少しずつ、漆喰を塗り、障子を張り替え、手入れをすること2年。

魅力あふれる今の「いいは堂」が出来ました。今でも、どんどん新しく生まれ変わっています。

 

 

「いいは堂」とは。

いいはどう

「いいは堂」とは結局、何なのでしょうか?

講演家の講演やお話会、手作りワークショップ、

時には、音楽家のコンサートや噺家の落語会。

また、ある時にはフリーマーケットが開かれます。

 

言葉では言い表せないものが、「いいは堂」にはあります。

行ってみないと分からない。会ってみないと分からない。

そういう良さがここにはあるのだと感じました。

 

ふと行きたくなる、ふと会いたくなる。

そんな空間が、そこにはあります。そんな人が、そこにはいます。

 

「これ使わないな」

「こんな物、ないかな」

 

そんな時は、「いいは堂」に行ってみてください。

何か素敵な事が、起こるかもしれません。

 

 

 

 


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